SmartEducationSystemでは、デジタル教材を活用した「新型コロナウイルス感染拡大防止に配慮した音楽授業のアイディア」を発信しています。ぜひご覧ください。

マスク着用でもできる?!器楽の練習 ~リコーダー・鍵盤ハーモニカ~

リコーダー授業でデジタル教材を活用する様子

デジタル教材を使用すれば、PCやタブレット端末からリコーダーや鍵盤ハーモニカのメロディーと伴奏が流れてくるので、楽器を吹かずに指だけ動かして運指の練習をすることが可能です。指を動かすだけでも、音楽の流れを感じながら楽しく活動できます。ヤマハデジタル音楽教材「ソプラノリコーダー授業」には、指の動きをトレーニングするコンテンツ(※)も用意されています。

※やってみよう①「指あそび」

また、デジタル教材を大きなモニターに映しながら授業を進行すれば、先生がリコーダーや鍵盤ハーモニカで範奏する場面を最小限にすることができ、飛沫感染や接触感染への防止にも役立ちます。

吹かずに演奏できる器楽学習  ~ギター・箏~

飛沫リスクの低い楽器でデジタル教材を活用

新型コロナウイルス感染拡大防止に配慮した器楽授業の実践という観点から、飛沫感染のリスクが低い楽器として「ギター」や「箏」を選択される機会が増えているようです。そこで、ギターや箏が弾けなくても指導ができるヤマハデジタル音楽教材「ギター授業」「箏授業」を活用してみませんか?

どの楽曲も、演奏に必要な要素をスモールステップのエクササイズで段階的に学習できるように設計されており、すべて学習すると1曲演奏できるようになります。1人1台のタブレット端末またはPCがあれば、生徒の手元で専門家による分かりやすい解説や模範演奏の動画が再生でき、アングル切り替えや速度変更などの練習ツールも自分のペースで利用できるため、充実した個別練習が実践できます。

また、自分の席で個々に練習を進めることができるので、席の移動で生徒が密集したり近距離で活動したりする場面を削減でき、感染予防対策にも役立ちます。

注)共用のギターや箏、ギターピックや爪をご利用される際には、使用前の手指消毒実施など感染予防対策の工夫が必要です。

歌えない状況でも学習できる動画の活用

各自治体や学校の状況に合わせて、授業での活用や授業づくりのヒントとしてお役立てください。

学習動画を活用した活動のアイディア ~学校でも家庭でも活用できます~

歌唱共通教材を中心とした学習動画を授業で先生が提示し、「立つ/座る」、「手をたたく」、「指で楽譜をなぞる」、「比較して聴く」、「考える」などの活動で音楽の授業の幅を広げることができます。インターネットが使用できる環境であればご家庭でもご利用いただけますので、「歌う」活動の学習機会を家庭学習として提供することも容易です。

※本デジタル教材は3名の先生の多様な授業アイディアを基に、音楽の活動を実践することができる歌唱用デジタル教材です。監修には筑波大学附属小学校の平野次郎先生、教材制作には岩井智宏先生(桐蔭学園小学校)、松長誠先生(埼玉県所沢市立中央小学校)にご協力いただいています。

歌唱の授業でデジタル教材を活用する様子

歌の学びに利用できる教材はこちら

デジタル教材を活用したパート練習で合唱練習の“密”を回避

合唱練習でデジタル教材を活用する様子

新型コロナウイルス感染拡大防止に配慮した合唱の練習方法をお探しの皆様へ、パート練習の「新たな練習形態」としてデジタル教材の活用をご提案いたします。

デジタル教材を活用した合唱練習のメリット

  • ソーシャルディスタンスを保った音取り練習が可能
    1人ずつ手元のPCやタブレット端末で練習することができるので安心して練習に取り組めます。学習者用のICT機器がない場合には、大型モニターに投影すれば離れた位置からでも画面が見やすくなり、十分な間隔を確保して練習ができます。

  • 自宅で手軽に音取り練習が可能
    教材には「楽譜、伴奏音源、各パートごとのガイドメロディ」が搭載されておりますので、インストールされた端末をご家庭にお持ち帰りいただくだけで、合唱練習の環境が整います。音取り練習を家庭学習で実施し、授業では各パートを合わせた仕上げ練習の場にすることで、合唱の機会を必要最低限に絞る工夫ができます。

合唱の練習に利用できる教材はこちら

★全日本合唱連盟が定める合唱活動における新型コロナウイルス感染症拡大防止のガイドラインはこちら

※下記の点にはご留意ください。

  • 合唱練習の可否は、お住まいの地域におけるコロナウィルス感染拡大状況によってご検討ください。
  • 共有利用のタブレット端末で活動をされる場合には使用前と使用後に除菌をする等の工夫が必要です。
  • ICT機器の持ち帰りにつきましては、各自治体における定めにしたがって運用いただきますようお願いいたします。

オンライン授業で活用 ~自宅学習を支援します~

オンライン授業で活用する様子

オンライン授業として先生が授業の動画を撮影し、その動画を配信してご活用いただくことができます。児童・生徒の皆さんの家庭学習にお役立てください。

※動画配信される場合には、下記の条件を厳守いただけますよう、お願い申し上げます。

  • 動画配信に使用する教材は、ご購入いただいた教材をご使用ください。
    (弊社HPにて公開中の無料教材ではご利用いただけません。)
  • 動画配信する場合には「限定公開」でご利用ください。

こんな時だからこそ、鑑賞の授業 ~デジタル教材で様々な角度から楽曲を味わう~

鑑賞の授業でデジタル教材を活用する様子

鑑賞曲を「CDで聴く」活動から「デジタル教材で聴いて体感する」活動にバージョンアップしてみませんか?
ヤマハデジタル音楽教材には音楽の授業で鑑賞曲として親しまれている楽曲も含まれています。

鑑賞楽曲に耳を傾けることができるのはもちろんのこと、デジタル教材ならではの機能で、「曲のテンポを変更したら印象がどう変わるのか」などを簡単に示すことができます。アイディア次第で様々な角度から楽曲を味わい、学習することができるのがデジタル教材の魅力です。他にも、楽譜上の現在位置がリアルタイムで示されているので、譜読みが苦手な児童・生徒さんも音符の動きと聴こえてくるメロディの関連性がスムーズに理解できます。

お手軽なのに本格的な創作授業がすぐできる ~ボーカロイド教育版の活用~

新型コロナウイルス感染拡大防止に配慮した音楽授業の実践という観点から「ボーカロイド教育版」のご利用をご検討される学校様が増えております。

ボーカロイド教育版を活用した創作授業のメリット

  • 「歌わない」「演奏しない」音楽の授業が実践できる
  • マスクをしたまま活動でき、各々のペースで創作活動が進められる
  • 低学年でも分かる簡単な操作方法のため操作説明の手間が少なく、本質的な活動に時間が充てられる
  • 無料で使える授業モデルのパック(授業案や提示資料、ワークシート等を含む)が用意されている

注)共有利用のタブレット端末で活動をされる場合には使用前と使用後に除菌をする等の工夫が必要です

創作の授業でボーカロイド教育版を活用する様子

ボーカロイド教育版を活用した創作授業のアイディア

<1時間の授業で完結しやすいもの>
既存楽曲のメロディの副旋律を創作
授業で習った短歌や詩のメロディを創作
リズムづくり
<複数時間の授業で取り組めるもの>
オリジナルの歌詞にメロディをつける
(○○の気持ちを伝える歌、○○へのありがとうソング、学級歌づくり等のテーマが人気です)

★過去に実践された授業事例の詳細はこちらからご覧いただけます。

ページ内の無料教材を起動してご利用いただけます