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活動・事例紹介 Activities & Showcase

― 「VOCALOID」を活用した「学級歌づくり」を紹介 ―「D-project 春の公開研究会2016 in 京都」レポート

mainD-project(メディア教育研究会)の公開研究会が2016年3月26日、京都にて開催されました。
全国から小中学校の先生方が集まり、「『主体的』と『協働的』をダイナミックに授業デザインする」をテーマにパネルディスカッションや様々なワークショップが行われました。

2015年、iVOCALOIDを使って「学級歌づくり」を実施された菊地先生は、その取り組みの発表と共に、参加された先生方に学級歌づくりを体験していただくワークショップを行いました。
「音楽とタブレット端末」と題されたワークショップは、25名の先生方が参加され、会場はほぼ満席。タブレット端末の活用について、関心の強さも伺えます。


 

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菊地先生は、ご自身の担任クラスで実施した「学級歌づくり」を紹介する中で、このように語られていました。

「小学校の音楽科指導要領にある「音楽の仕組みを生かし、つくる音楽の形やそれに至る方法などを考えられるように、楽しく音楽にかかわり、音楽活動の喜びを得る」という経験だけでなく、「協働学習」、「学級経営」という点においても大きな効果を得ることができました。生徒たちはグループ制作の過程で、アイディアや意見を出し合い、それぞれこだわりのある提案の中で想いを伝え、建設的妥協点を見つけメロディを完成させることができました。」

生徒一人一人の発意・発想をもとに自主的に学級歌づくりに参加する活動は、人間関係の構築と豊かな学級活動にもつながります。これは、音楽活動の喜びを得る以上に、大変有意義な取り組みと言えます。

 


 

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ワークショップ後半は、参加者された先生方による「メロディづくり」体験。2人1組になり、iVOCALOIDを使っていただきました。歌詞は、菊地先生のクラスの「学級歌」のサビの部分を使用。歌詞に込められた想いを慎重に読み取り、どの言葉を強調すべきか、どのようなリズムにすべきか、創作している姿は真剣そのもの。初めて扱うiVOCALOIDに戸惑われている先生もいらっしゃいましたが、ほとんどの方が簡単にメロディを作ることができ、すぐに再生して確認することに魅力を感じられたようです。
ワークショップ終了後、会場に残られていた先生からは「メロディの音の動きが聴けるだけでなく、視覚的に確認することもでき、音楽の得意不得意にかかわらず楽しく創作できそう」というご感想や、「歴史の年号を覚えるゴロ合わせに、iVOCALOIDでメロディを付けてみても面白いかもしれない」などのご提案もいただきました。
先生方のアイディアで、iVOCALOIDの活用の幅も広がりそうです。

 


 

学校教育現場におけるICT活用は不可欠なものになりつつあります。ヤマハはこれからも音楽とICTを用いた学びをテーマに、より効果的で楽しい音楽の授業展開のお役に立てるよう研究開発を続けて参ります。